【協創対話プロジェクト報告】小学生に洋服の循環体験を エアークローゼット×生駒市
こんにちは。
生駒市役所SDGs推進課 公民連携係です。
私たちの取組を少しでも身近に感じていただけたらと思い、協創対話窓口を通して実現した企画をご紹介していきたいと思います。
まずは一番最近の事例から。
<サーキュラーファッション体験>
去る3月と4月、洋服のサブスクサービスを提供する㈱エアークローゼットと一緒に、生駒小学校、および、イオンモール奈良登美ヶ丘店で洋服の循環体験イベントを実施しました。
エアークローゼットからの協創対話提案を基に、「洋服を取り巻く環境問題を学び、家庭内でも“サーキュラーファッション”を考えるきっかけに」ということで、
生駒小学校での特別授業で、
SDGs「#12 つくる責任、つかう責任」をテーマに、洋服を大切に長く使う一つの方法として、“シェアリング”の考え方や企業の取組等を紹介するワークショップ
家庭で不要になった洋服を回収
エアークローゼットの循環型物流の仕組みの中で、
回収した洋服を、検品、メンテナンス
イオンモール奈良登美ヶ丘でのイベントで、
無料配布
を行いました。
ワークショップの様子はNHKでも取り上げていただきました。
これによって、子どもたち自身に、持参した洋服が実際に新しい人の手に渡っていく経験を通して、着なくなった洋服にも“捨てる以外の選択肢”があることを知ってもらう機会を提供できました。
洋服を取り巻く環境問題として、家庭から手放される洋服の量は、年間で約75万トンにも及び、うち約50万トンがゴミとして廃棄されています。その95%は焼却・埋め立て処理されています。
※環境省ホームページ 「SUSTAINABLE FASHION」参照。
今回のイベントで子どもたちが少しでも身近に循環型社会を体験し、持続可能な社会の在り方について学び、さらに家庭でも話すきっかけになることを願っていました。
小学校でのSDGsに関する授業等は増加傾向ではあるものの、実際にリユース・リサイクルを体験できる機会はまだ多いとは言えないかもしれません。
今回、エアークローゼットが中心となり、子どもたちと真摯に向き合って、授業や質疑応答、回収~配布イベントを行った結果、非常に好評を得ることができました。
(エアクロさん、ありがとうございました!)
以上、エアークローゼット、イオンモール奈良登美ヶ丘、生駒小学校に関わる方々と協創することで公民連携を実現できたプロジェクトでした。
今後も事例紹介を行っていきますので、生駒市の公民連携やSDGs、地域課題への取組等を知っていただければ幸いです。