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【協創対話プロジェクト報告】経過観察により、より良い床材開発へ、小学校の床をリニューアル 東リ×生駒市

こんにちは。
SDGs推進課 公民連携係です。

今回の事例紹介は、2022年6月に実現した、東リ㈱との公民連携です。

市内の生駒南第二小学校内の「のびのびほっとルーム」に併設されている相談室の床材のデザインとリニューアルを東リが行い、経年劣化したフローリング材から歩行感がよくデザイン性豊かなタイルカーペットへ、改修いたしました。

学校の床も、へこみや剥がれなどの経年劣化は免れません。
市としては耐久性の良い床材を使用したいという思いもあります。

一方、床材メーカーとしては、カーペット等を納品後に実際の耐久性を検証する機会はあまりありませんでした。

それを、今回の連携により、定期的な経過観察を行う機会を作れたことで、使用状況のフィードバックやデータ取得によって耐久年数の研究を行えるなど、より良い製品開発に活かすことができることとなりました。

加えて、子どもたちが気持ちよく過ごせるようなデザインでの提供もしていただきました。
柔らかい質感の素材を用いたり、落ち着いた色感の中にも配色を利かせて椅子等の配置のしやすさに考慮したり、また、出入口の段差に配慮して高さ調整するなど、細やかな点まで対応いただきました。
(東リさん、ありがとうございます!)


この協創対話の実現により、

  • 子どもたち:きれいなカーペットで楽しく過ごせる

  • 市役所:教室老朽化への対応

  • 企業:床材の使用状況や劣化状況のデータを取り、新商品開発等に活用

と、三方よしのメリットを叶えることができました。


このように、市民、行政、民間、皆でWin-Win-Winを得られる事業実施を目指して、生駒市は協創対話窓口を設置しております。
生駒市を舞台とする、全国の事業者の方々からのご提案をお待ちしております。


みんなにも読んでほしいですか?

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