【黄金マクワ】甘い香りが漂う大和伝統野菜
伝統野菜黄金マクワ
マクワウリは、メロンが広く栽培されるまでは、全国各地で作られて親しまれてきたフルーツで、特に黄金マクワは、見た目の美しさからお盆のお供えには欠かせないものとされてきました。
その中でも奈良は、平安時代からマクワウリの産地として知られており、黄金マクワも奈良県農事試験場において、昭和初期に品種育成に着手し、昭和11年に育成された『黄1号』が基準品種とされています。さらに2006(平成18)年には、奈良の伝統野菜 「大和野菜」 に認定され、奈良県の特産品として扱われています。生駒でも「黄まっか」とも呼ばれ親しまれています。
黄金マクワってどんな味?
梨のようなシャキッとした口当たりで、メロンのような甘い香りが特徴的な「黄金マクワ」さらっとした甘みで、風味がさわやか。清涼感がある食味で夏のフルーツにぴったりです。
種の周りが特に甘いといわれ、中には種ごと召し上がる方もいらっしゃいますが、種の周りを外してメロンのように切っていただくのが一般的です。
黄金マクワの選び方
全体に均整のとれた形で、茶色く変色した部分がなく、。手に持った時にずっしりと重みを感じるものを選びましょう。
ヘタのまわりに円状に傷が入ったものは、食べごろのサインです。また、底を軽く抑えてみた時に、固くなく少し弾力を感じ、甘い香りがすれば、食べ頃サインです。
黄金マクワの保存方法
まだ固くて香りが出ていないものは、室温で追熟させてください。冷蔵庫で保管すると追熟しないのでご注意ください。香りがたち、食べごろになったものは冷蔵庫で保管してください。中の種を抜いてラップをして冷蔵庫に保管しておくと過熟を防ぐことができます。
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