第1回自分とまちの野望をふくらませるワークショップを開催しました!
こんにちは。
生駒市役所スマートシティ推進室の立田です。
前回のnoteでもお話ししたように、先端技術を道具にして、自分が望む心地いい暮らしができることでひとりひとりの笑顔がふえたり、みんながわくわくするまちを作っていくという生駒らしいスマートシティを目指して、私たちは走り始めました。今は、どんなまちならみんなが笑顔になるのか、わくわくするのか、それをどうやって作っていくのかということについてこれからの道しるべとなるような「スマートシティ構想」を作ろうとしています。
その一歩として、10月5日、いろんな人と対話し、一人ひとりの考えや想い、野望をふくらませる、その名も「第1回自分とまちの野望をふくらませるワークショップ」を開催しました!
まずは、とかく技術や利便性にかたよりがちの「スマートシティ」のイメージを払拭し、私たちが目指す生駒という土地や歴史に基づいたある意味“民芸品”のようなまちづくりへの熱い思いを聞いてもらい、オンラインでグループに分かれながら対話をしました。
みんな初めは「野望とまでは言えないけど・・・。」と言いながらも、世代も性別も職業もさまざまな人たちが野望を持っていて、それを聞いていたほかの人たちも「それだったら、こんなのもいいよね!」とどんどんみんなの想いがふくらんでいきました。
「やりたい人同士がつながれる仕組みを作りたい」「いいものが点々とあるので、それを繋げて発信したい」といった想いや「年をとっても居場所が欲しい」「中高生が集える場所を作りたい」という“つながり”や“居場所”といったキーワードが多く出てきました。
また、「住む前に遊びに来たくなるまちにするため、わかりやすく体験できることを増やしたい」「坂を活かしてロング流しそうめん大会や巨大ボーリング大会を誰でも参加できるようにオープンにしたい」というような、生駒をウェルカムな雰囲気いっぱいのホスピタリティにあふれたまちにしたいという意見もあり、私たちが市役所で想像していたのと違っていて、直接対話することでいろいろ気づきがありました。
私自身こんな仕事をしていてデジタルにはめっぽう弱いので、やる前は「オンライン同士で意見がでるのかな・・・。」とか「同じ場にいないので他のグループと意見や雰囲気を共有できるんだろうか・・・。」と不安に思っていたのですが、グループごとの進行役を決めないことで自然と参加者同士で役割分担し、誰かがしゃべりすぎたり沈黙が続いたりとかがなく対話ができたり、グループごとに対話した後でチャットに書き込んだのをみんなで共有してさらに対話が深まったりと、心配が杞憂に終わるくらいとても活発な対話をすることができました。
またワークショップに参加していない人の想いや野望も聞いてさらに多くのひとたちと対話したいという思いで、今回の対話で出てきた内容を、オンラインでアイデアを出し合ったり議論を深めることができるオンラインプラットフォーム“liqlid”(https://ikoma-smartcity.liqlid.jp/)に残しましたので、今回参加されなかった多くの人たちにもっともっと想いや野望を追加してほしいと思っています。
2回目は10月22日で、そこで出た想いや野望と私たちが日々いろいろな部署の窓口や現場で対話する中で把握している課題を結び付けて、具体的なアイデアを考えるワークショップを12月7日(水)に開催する予定です。
今この瞬間だけでなく、もう少し視線を先に向けて、今のこどもたちが大きくなった時には、今よりもみんなの笑顔がちょっとでも増えていたり、わくわくするような思いや野望を語り合えるまちにできるよう、皆さんと一緒に全力でがんばりたいと思います!