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生駒産のおいしい野菜や果物

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生駒産の野菜や果物を紹介しながら、生駒の農業について理解を深めていきます。
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#フード

うわ!なんかスポンジみたい!「ズイキ」は旨みをぎゅっと吸い込みます。

果たしてこれは食べられるの?朝市にあったので、なにか食べ物なのだろうけど、どうやって食べるのかまったくわからないコレ。 いったいなんの葉っぱなのでしょうか? こんな葉っぱ見たことがないし、果たして葉っぱなのか何なのか? さっぱり食欲を刺激しません。 うーーん。これなんだろう。実は、これはサトイモの葉柄で「芋茎(ズイキ)」と呼ばれ、奈良県をはじめ、関西を中心にした地域で、よく食べられる野菜の一つです。 ただ、一概にサトイモといっても、葉柄が食用に向いている「ズイキ」は、ハ

デストロイヤーって何?見た目も凄いけど、その美味しさにも驚くじゃがいも!

なんだこりゃ!?と初めて見た人は、その見た目にわっと驚くのが、このじゃがいも「デストロイヤー」です。 濃い赤紫の皮をまとったじゃがいも「デストロイヤー」は、色ムラがあり、まるで覆面レスラーのようにみえることから「デストロイヤー」と呼ばれています。 確かに言われてみれば、赤い芽がマスクから出ている目に見えて、本当に覆面レスラーにしか見えなくなり、どことなくかわいい感じもするデストロイヤー、でもやっぱりなんか恐ろしいようにも見える不思議なじゃがいもです。 でも本当に驚いてほ

感動ものの美味しさ!果肉がトロ~ッととろける「青なす(トロなす)」

皮の色がうすい緑色で、まるでまだ熟してないナスのように見えますが、その食感から「トロなす」と呼ばれることもあるほど、果肉がとろけるように美味しいのが「青なす」です。 青なすは、「白なす」や「トロなす」とも呼ばれます。一般的な千両茄子と比べるとずんぐりとした形で、一回りも二回りも大きく、一個で食べ応え満点です。 ただ、見た目からその“とろけるような美味しさ“が想像できないので、売り場では売れ残ってしまうこともあるのです。 それはもったいない!多くの方に「青なす」の美味しさ

うそっ!?生駒市で美味しいワカメが採れるの?「おかわかめ」

「おかわかめ」ってご存知ですか?名前だけ聞くと「わかめ」という響きから、海で採れるわかめや海藻の仲間なのかなと思いそうですが、「わかめ」の前に「おか」と陸上を想起させる文字が入ってます。 あれ??もしかして海藻じゃなくて植物なの?? そうなんです! 実は、おかわかめは、れっきとした葉物野菜であり、海のない奈良県生駒市でも栽培できる「わかめ」なのです。名前の由来は、葉を刻んだり、加熱した際にわかめのようなヌメリが出てくることと調理した際に見た目や色合い、食感がわかめによく似

簡単!美味しい!旬のトウモロコシの美味しい食べ方を特集します

地元のトウモロコシをお召し上がりください旅行先の北海道で食べたトウモロコシは、びっくりするほどあまくて美味しかったのに、お土産で持って帰るとそれほどでもないなぁってことありませんか? トウモロコシの美味しさは品種の違いもありますが、実はその「鮮度」が味わいを大きく左右します。なぜならトウモロコシは、収穫後にどんどん糖度が落ちてしまい、時間が経つとその美味しさが失われていくからなのです。 その点、地元のトウモロコシは、流通時間も短く、収穫したその日や翌日には、消費者の手に届

旬を楽しもう!実えんどうで美味しい豆ごはん

初夏に楽しめる3種の「えんどう豆」鮮やかな緑色が美しい「えんどう豆」は、収穫するタイミングによって名称や食べ方が変化するってご存じでしたか? 柔らかな若い豆を早く収穫してサヤごと食べる豆を「さやえんどう」と呼び、さやが硬くなり中の豆だけを食べるものを「実えんどう」と呼びます。さらに成長して豆が完熟したものは「えんどう豆」と呼ばれ、みつまめや大福、煮豆に使われます。 またサヤごと食べて、甘くておいしい「スナップえんどう」は、最近開発されたアメリカ生まれのえんどう豆で、成長し

生駒では、今がまさに旬!地物タケノコで春を感じよう!

鮮度が命のタケノコは、地物が一番!春の訪れを感じさせる人気の食材といえば、やっぱりタケノコですね。今の時期を逃すと来年まで手に入らないまさに旬の逸品。生駒市内の朝市でも春になると生駒産のタケノコが並びますが、すぐに売り切れてしまう人気が高い食材です。 生駒市でのタケノコは3月~5月頃が旬であり、気温が20~25度の日が続くとタケノコがニョキニョキとはえて、4月にその収穫はピークを迎えます。 旬のタケノコでしか感じられない独特の香りと味わい、そしてその歯ごたえ。タケノコの炊

えっ!古都華がパスタ??第6回いこまレストラン開催報告@トヨジタリーノ

いこまレストランとは?生駒産野菜の市内流通拡大を目指し、市内の飲食店と生産者をつなぐ「いこまレストラン」。イベントでは、市民の皆様にも試食モニターとして参加していただき、生駒産野菜を取り入れたメニューを試食していただいて、生駒市の農業について考えるワークショップを開催しています。 今までも様々な飲食店で開催し、それぞれ趣向の凝らし、生駒産野菜を活かしたメニューを披露していただいてきました。 今までの「いこまレストラン」はこちらから! めちゃうまいぞ!生駒野菜をプロが調理!

キクイモの美味しさに感激!見た目以上に美味しい芋!

生駒市内の直売所でも冬になると見かけるようになる「菊芋(キクイモ)」。一見するとただの生姜のような形の菊芋ですが、農家さんからは「健康にいい芋だよ!」とよく勧められます。 コロコロとして皮もむきにくそうだし、そもそもどんな味がするのか、どのように食べていいのかわかりません。 まずは菊芋の自己紹介菊芋とは北アメリカ原産のキク科の植物で、太陽の花ともいわれる背の高いきれいな花を咲かせます。そして寒い時期になると枝が枯れ、根が大きくなり、菊芋が収穫できるようになります。 体に

めちゃうまいぞ!生駒野菜をプロが調理!第5回いこまレストラン@Uchitomocafe

いこまレストランとは?生駒市内の農業者と市内の飲食店をつなぎ、地産地消を推進するイベントで、生駒野菜で差別化を図りたい飲食店に市内農業者を紹介し、生駒産野菜を取り入れたメニュー開発に取り組んでいただいています。 イベントには、生駒市民の皆様にも試食モニターとして参加していただき、生駒産野菜を取り入れたメニューを試食していただいて、生駒市の農業について考えるワークショップを開催するイベントです。 今回のいこまレストラン今回は、12月10日(日)に生駒市元町の古民家カフェ「u

こりゃうまい!形はユニークでも、甘くておいしい「鶴首かぼちゃ」

冬至の時期には、栄養がたっぷりのかぼちゃを食べるとよいと言いますが、実は、12月になるとかぼちゃを食べたくても、国産かぼちゃって少なくなりませんか? そこで提案したいのが、古来からある日本の伝統かぼちゃの一つ「鶴首かぼちゃ」というかぼちゃ。 日本各地で昔から栽培されてきた品種だそうですが、西洋かぼちゃ「黒皮栗かぼちゃ」が一般的になってしまい、売り場で見かけることがほとんどない珍しいかぼちゃになってしまいました。 この鶴首かぼちゃなら、旬の時期は、秋から初冬で12月ごろま

この野菜!どうやって食べるの?「ハヤトウリ」

生駒の青空市場でも秋になるとよく見られるのが、洋梨のような形が特徴的なハヤトウリ。一見ごつごつとした風貌で硬そうな表皮は、まるで隕石みたいです。おしりもシワシワで、どこをどうやって食べたらいいのかわからない野菜の一つです。 生駒の農家さんに聞いてみた 青空市場で、販売している農家さんに話を伺ってみると、実はとっても使いやすい野菜だそうで、味わいはあっさりとしてクセがなく、浅漬けやサラダ、炒めものにすればコリコリ食感の歯ごたえが楽しめて、煮物やスープにするとお出汁をよく吸っ

干し柿つくりは意外に簡単!今年チャレンジしてみませんか?

生駒の柿で干し柿を作ってみませんか?秋も深まり、生駒の直売所には秋の味覚がびっしり並んでいます。富有柿などの甘柿に交じって、枝付きのまま販売されているのは干し柿用の渋柿です。 柿は、奈良県の名産品で、和歌山県に次いで全国2位の生産量(農林水産省「令和4年産作物統計」)を誇りますが、生駒は大きな産地というわけではありません。各農家さんでは、先祖代々柿の木を守りながら、収穫した柿を直売所などに出荷されている方がほとんどです。 ハードルの高いと思われがちな干し柿づくりですが、実

冬瓜(とうがん)は、簡単に調理できておいしい夏野菜です

冬瓜(とうがん)をご存じですか?夏から秋にかけて旬なのに、名前が冬瓜。生駒市でも冬瓜を作る生産者さんは多く、直売所にもよく並ぶ野菜です。でも売り場で見かけても食べ方がわからない方も多いのではないでしょうか? 今回は、冬瓜の美味しさをお伝えして、冬瓜の代表的な調理方法や保存方法をお知らせします。 まずは名前の由来から冬の瓜と書く「冬瓜(とうがん)」は、ウリ科の野菜で、キュウリやスイカ、カボチャ、ズッキーニなどと同じ仲間ですが、名前に反して、冬の野菜ではなく8月から10月ごろ