マガジンのカバー画像

生駒産のおいしい野菜や果物

19
生駒産の野菜や果物を紹介しながら、生駒の農業について理解を深めていきます。
運営しているクリエイター

#生駒産野菜

デストロイヤーって何?見た目も凄いけど、その美味しさにも驚くじゃがいも!

なんだこりゃ!?と初めて見た人は、その見た目にわっと驚くのが、このじゃがいも「デストロイヤー」です。 濃い赤紫の皮をまとったじゃがいも「デストロイヤー」は、色ムラがあり、まるで覆面レスラーのようにみえることから「デストロイヤー」と呼ばれています。 確かに言われてみれば、赤い芽がマスクから出ている目に見えて、本当に覆面レスラーにしか見えなくなり、どことなくかわいい感じもするデストロイヤー、でもやっぱりなんか恐ろしいようにも見える不思議なじゃがいもです。 でも本当に驚いてほ

感動ものの美味しさ!果肉がトロ~ッととろける「青なす(トロなす)」

皮の色がうすい緑色で、まるでまだ熟してないナスのように見えますが、その食感から「トロなす」と呼ばれることもあるほど、果肉がとろけるように美味しいのが「青なす」です。 青なすは、「白なす」や「トロなす」とも呼ばれます。一般的な千両茄子と比べるとずんぐりとした形で、一回りも二回りも大きく、一個で食べ応え満点です。 ただ、見た目からその“とろけるような美味しさ“が想像できないので、売り場では売れ残ってしまうこともあるのです。 それはもったいない!多くの方に「青なす」の美味しさ

簡単!美味しい!旬のトウモロコシの美味しい食べ方を特集します

地元のトウモロコシをお召し上がりください旅行先の北海道で食べたトウモロコシは、びっくりするほどあまくて美味しかったのに、お土産で持って帰るとそれほどでもないなぁってことありませんか? トウモロコシの美味しさは品種の違いもありますが、実はその「鮮度」が味わいを大きく左右します。なぜならトウモロコシは、収穫後にどんどん糖度が落ちてしまい、時間が経つとその美味しさが失われていくからなのです。 その点、地元のトウモロコシは、流通時間も短く、収穫したその日や翌日には、消費者の手に届

旬を楽しもう!実えんどうで美味しい豆ごはん

初夏に楽しめる3種の「えんどう豆」鮮やかな緑色が美しい「えんどう豆」は、収穫するタイミングによって名称や食べ方が変化するってご存じでしたか? 柔らかな若い豆を早く収穫してサヤごと食べる豆を「さやえんどう」と呼び、さやが硬くなり中の豆だけを食べるものを「実えんどう」と呼びます。さらに成長して豆が完熟したものは「えんどう豆」と呼ばれ、みつまめや大福、煮豆に使われます。 またサヤごと食べて、甘くておいしい「スナップえんどう」は、最近開発されたアメリカ生まれのえんどう豆で、成長し

えっ!古都華がパスタ??第6回いこまレストラン開催報告@トヨジタリーノ

いこまレストランとは?生駒産野菜の市内流通拡大を目指し、市内の飲食店と生産者をつなぐ「いこまレストラン」。イベントでは、市民の皆様にも試食モニターとして参加していただき、生駒産野菜を取り入れたメニューを試食していただいて、生駒市の農業について考えるワークショップを開催しています。 今までも様々な飲食店で開催し、それぞれ趣向の凝らし、生駒産野菜を活かしたメニューを披露していただいてきました。 今までの「いこまレストラン」はこちらから! めちゃうまいぞ!生駒野菜をプロが調理!

めちゃうまいぞ!生駒野菜をプロが調理!第5回いこまレストラン@Uchitomocafe

いこまレストランとは?生駒市内の農業者と市内の飲食店をつなぎ、地産地消を推進するイベントで、生駒野菜で差別化を図りたい飲食店に市内農業者を紹介し、生駒産野菜を取り入れたメニュー開発に取り組んでいただいています。 イベントには、生駒市民の皆様にも試食モニターとして参加していただき、生駒産野菜を取り入れたメニューを試食していただいて、生駒市の農業について考えるワークショップを開催するイベントです。 今回のいこまレストラン今回は、12月10日(日)に生駒市元町の古民家カフェ「u

冬瓜(とうがん)は、簡単に調理できておいしい夏野菜です

冬瓜(とうがん)をご存じですか?夏から秋にかけて旬なのに、名前が冬瓜。生駒市でも冬瓜を作る生産者さんは多く、直売所にもよく並ぶ野菜です。でも売り場で見かけても食べ方がわからない方も多いのではないでしょうか? 今回は、冬瓜の美味しさをお伝えして、冬瓜の代表的な調理方法や保存方法をお知らせします。 まずは名前の由来から冬の瓜と書く「冬瓜(とうがん)」は、ウリ科の野菜で、キュウリやスイカ、カボチャ、ズッキーニなどと同じ仲間ですが、名前に反して、冬の野菜ではなく8月から10月ごろ

旬だけの希少な美味しさ「生落花生」

生落花生ってご存じですか落花生といえば、千葉県の名産品。千葉県では、全国生産量の80%以上もシェアがあるそうで、国内生産量の90%以上が千葉県と茨城県で作られています。旬の時期に千葉県の道の駅などでは、採れたての生落花生がずらっと並びます。生落花生は、鮮度がとっても重要なので、落花生の産地じゃないとなかなか手に入りません。 そんな生落花生ですが、実は生駒市でもわずかな期間だけ、手に入れることができます! 落花生は土の中で育ちます。マメ科ラッカセイ属の落花生は、南米が原産と

【コリンキー】生でも食べられるかぼちゃ

コリンキーは、サラダでも食べられるかぼちゃ。 さっぱりとした風味でシャキシャキとした食感がクセになります。コリコリと美味しいサラダやさっと炒めて食べるのが、美味しい新感覚のかぼちゃです。 2002年(平成14年)に品種登録されたコリンキー、皮は黄色やオレンジ色をしており、皮が硬そうなのですが、果肉も果皮もサクッと包丁が通るほど柔らかいのがポイントです。とっても調理しやすいかぼちゃです。 全国的に栽培が可能なコリンキーは、生駒市でも栽培している農家さんがいます。 コリン

第4回いこまレストランを開催しました!@韓国家庭料理AIGOYA

いこまレストランとは?生駒市内の農業者と市内の飲食店をつなぎ、地産地消を推進するイベントで、生駒野菜で差別化を図りたい飲食店に市内農業者を紹介し、生駒産野菜を取り入れたメニュー開発に取り組んでいただいています。 イベントには、生駒市民の皆様にも試食モニターとして参加していただき、生駒産野菜を取り入れたメニューを試食していただいて、生駒市の農業について考えるワークショップを開催するイベントです。 今回のいこまレストラン今回は、8月27日(日)に東生駒2丁目の韓国家庭料理「A

【黄金マクワ】甘い香りが漂う大和伝統野菜

伝統野菜黄金マクワ マクワウリは、メロンが広く栽培されるまでは、全国各地で作られて親しまれてきたフルーツで、特に黄金マクワは、見た目の美しさからお盆のお供えには欠かせないものとされてきました。 その中でも奈良は、平安時代からマクワウリの産地として知られており、黄金マクワも奈良県農事試験場において、昭和初期に品種育成に着手し、昭和11年に育成された『黄1号』が基準品種とされています。さらに2006(平成18)年には、奈良の伝統野菜 「大和野菜」 に認定され、奈良県の特産品と